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2007年12月15日土曜日

アメリカの人口について

 実はアメリカの人口で、ある比率が40%台に乗っているらしいです。これが何の比率かと言うと、有色人種の比率です。実際にこれまでアメリカ社会はWASPでなければ出世しないと言われてきましたが、大統領選でオバマ候補が活躍するなど、有色人種の活躍が大分目に付くようになりました。

 とはいえ、人口がここまできていると知っていた人は少ないのではないかと思います。近年増えているのはやはりというか、南米のインディオ系やその混血であるメスティーソらしいですが、ここですこし想像を膨らませて見ましょう。もし、このまま増えつづけ、有色人種人口が白人人口を追い越したら……。

 はっきり言って、これはもう後十数年くらいでありえる自体です。やはり社会的に下層、つまり有色人種層ほど出産率は高くなる傾向にありますし、移民を含めてぼんぼんアメリカに入ってきています。さてさて、本当にそうなったら、白人層は黙ってこの事実を受け入れるのでしょうか。まずもって、大統領選なんかは不利になりますが。

 恐らく、現在の白人の支配層は選挙区などを弄くって(現在でも相当弄ってますが)、どうにかこうにか白人に有利な体制を保とうとするでしょう。別に悪い事だとは言いませんが、それに対してアメリカの中でどのような社会的反発が生まれるかなどには興味があります。
 というより、有色人種人口が増えて白人が少数派に至り、クークラックスクランの逆、黒人至上主義みたいのが生まれてくるんでしょうかね。個人的には真っ黒い格好した連中がよってたかって白人をいじめる光景を想像するとその以前までのギャップに、やや不謹慎ながら笑いがこみ上げてきます。でも、暗闇でそんな真っ黒い格好なんかしたら、誰がどこにいるかわかり辛いだろうな。

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