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2008年3月30日日曜日

留学について思うこと

 今日靴下買いにイトーヨーカドーに行った際、帰りに寄った本屋の新書コーナーにて、なんだっけ、確か「間違った留学」というようなタイトルの新書が出ていました。簡単に前文を立ち読みした程度でしたが、具体的な内容はただ留学に行っただけで語学力が身につくと思ったら大間違いだ。きちんと留学先の学校などを調べ、プランを立てないといけないという具合で話が進んでいます。

 この本の対象としている言語は英語だけでしたが、私自身は中国への一年間の留学経験もあり、現在も中国人留学生の友人とそのお母さんとで、中国株について熱い議論を中国語で交わす程度の語学力を保持しています。
 ただそんな私も、留学に行く前に一通り中国語の文法などを学んではいましたが、聞き取りも発音も今から思うとシャレにならないほど未熟でした。本当に留学に行けば中国語が身につくのか、そりゃ結構不安でした。まぁ別の中国人留学生からは、一年も行けば誰でも出来るようになると言ってくれたのですが、中国語は知っている人もいるかもしれませんが、発音だけなら世界屈指の難易度を誇る言語で、日本語みたいにうまくいくかどうかという心配もありました。

 そうして出ていたった中国留学でしたが、個人的に「いける」とはっきり感じたのは半年を過ぎた辺りでした。それこそ最初の一ヶ月なんて目の回る日々でしたが、それを過ぎて三ヶ月もすると一通り生活面での苦労はなくなり、そして半年も過ぎると、さすがに電話での航空券予約などは出来ませんでしたが、まぁ面と向かい合って話す分なら苦労は全くなくなりました。一部知らない単語が出ても、中国語で「それって何だっけ?」と聞いて教えてもらえばすぐわかる程度ですし、辞書さえ持ち歩けばもはや怖いものなしでした。

 とはいえ、一緒に学んでいた中には、「あと一年で君みたいなレベルにいけるかな」と、まだ不安を抱えている友人もいました。まぁその人は何も中国語を学ばないで来た人でしたが。
 結論から言うと、まぁ一年も行けば何とかなるというのが私の実感です。それに英語だったら中学校から習っているんだし、中国語ほど苦労しないと勝手に思ってます。もっとも、私自身はイギリスにてブリティッシュイングリッシュに苦戦しましたが。

 最後に、これから留学を考えている人に言っておきます。不安はあるでしょうが真面目に現地でまとまった期間を勉強すれば、必ず語学は身につきます。ただ現地でふざけていると、そうはいかないのでちゃんと授業には出ましょう。

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