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2011年11月7日月曜日

中国漁船拿捕の中国側報道

 なんか忙しくて更新がまたえらく空きました。忙しいと言いつつも昨日も太閤立志伝5をしてたわけですが、秀吉プレイでいきなり信長を裏切るや、明智光秀も裏切って部下になり、徳川家康が対織田同盟を申し込んできて、伊賀忍軍が協力を申し出るなど、どれだけ信長が周りから憎まれているのかよくわかる作りです。

 それはさておき久々のホットな中国話題ですが、海上保安部は6日、長崎県沖で航行していて停船命令に従わず逃げようとした中国漁船一隻(もう一隻いたがこっちは逃げられた)を拿捕し、船長以下十一名を拘束しました。これに対する中国側の報道はどんな感じかと興味がわいたので、早速Yahoo中国から記事を拾ってきました。

中国使馆证实中国船长遭日方逮捕 正与日方交涉
日本巡逻艇与中国渔船碰撞 船长面临半年监禁

 結論から言うと、期待していたような激しいことは記事に書かれていませんでした。これだったら前の拘束鉄道事故直前のあのむかつく鉄道部の主張の方が面白かったような。
 内容を簡単に翻訳すると、まず最初の記事では拿捕までの経過は基本的に共同通信の記事に従っており、「中国語での停船命令に応じず」と表現しております。その上で長崎の中国総領事館側のインタビュー内容を載せ、領事館も事件を把握しており、現在調査と日本側との交渉を行っていると報じています。2番目の記事では仮に船長が有罪となった場合、日本の法律だと半年の懲役の上に罰金が科されるという風に書いています。

 あまりはっきりとは言えないものの、この報道を見る限りですと中国側もこの件で大事にしたくない、外交問題にはしないつもりという意思が感じられます。中国本土のテレビがどう報じているかまではわかりませんが、ここ香港でも一応字幕ニュースとかで流れるくらいなので注目されているのは間違いないものの、前の尖閣諸島沖の漁船衝突事故のように加熱することはなく淡々と処理が進んでいくと思います。

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